純朴という名の郷愁 — Chapter: 05「写真、それは私自身」

プラハは、観光地として多くの人々を魅了する。

だが、「華麗なる……」と形容される建築や荘厳を見てまわり、それでプラハを知ったつもりになるのは、この国に、この街に対してあまりにも軽薄ではないだろうか。それはあくまでもプラハの一面にすぎず、真実はそこにはない。

私は、自分の心に届くものに向けてカメラを向け、それに心を合わせてきた。

世紀を越える時を受けとめてきた朽ちた壁。すり減った石畳のなかのひとつの石。傷んでも働き続ける椅子。私は対話し、そのたびに打たれるものがあった。

路面電車に乗り合わせた人々が漂わせる重々しさを受けとめ、そこに心を向ければ、私がどこかに置いてきてしまった大切なものまでも気づかせてもらえた。

SIGMA DP3 Merrill meets Pragueの特集に掲載されている全ての写真は、2012年11月にDP3 Merrillベータ版で撮影しています。

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