DP2 CONCEPT より自分らしい写真表現を可能にする標準レンズを搭載。ツールとしての完成度を高めたカメラ

誰もが夢見たデジタルカメラ

センサーのコストの高さ、レンズ設計の難しさ、画像処理エンジンに求められる処理能力の高さ、回路基板の大規模化、メモリー容量の増大など、大型センサーを採用するには数多くの困難を克服せねばならず、デジタル一眼レフカメラには大型のセンサー、コンパクトカメラには小型のセンサーをそれぞれ採用することが一般的でした。小型のセンサーは、先のような開発上の問題を効果的に解消しましたが、一方でそれらとトレードオフの関係にある画質は犠牲となったのです。

「一眼レフと同じ大型イメージセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラがほしい」「気軽に持ち歩けるサイズで本格的な撮影が楽しめるデジタルカメラがほしい」…。デジタル時代になって、写真愛好家たちから寄せられるこうした切なる願いに応え、コンパクトなボディに大型イメージセンサーを搭載するべく、誰もが夢見たデジタルカメラとして誕生したのが、SIGMA DPシリーズでした。

DPシリーズの新しい系譜

DP2は、新規に開発された35mm換算41mm相当の専用設計による標準レンズを搭載しています。DP1に搭載された35mm換算28mm相当の広角レンズの焦点距離では表現しきれなかった写真効果を可能にするため、スナップやポートレートなどにより適した標準域の焦点距離を採用しました。

しかしながら、DP1の命でもあった「特別な立体感」や「質感」を再現するべく、MTFなどの単一指標だけに頼らない、総合的なレンズの性能を追求し、焦点距離やF値などの差異をのぞいた画像の質感にはDPシリーズとしての共通性を意識的に持たせています。

さらにDP2では、撮影者の意図をよりダイレクトに反映できるようにユーザーインターフェースを洗練させ、撮り手の主体性を尊重しながらも、撮影の必要機能を集約。軽量コンパクトだからこそ毎日携行できるよう、ツールとしてのカメラの完成度を高めています。

「日常を非日常化する」カメラ

DP1の広角レンズがパースペクティブを活かしたダイナミックな風景、建築物、記念写真などの撮影に向くのに対し、DP2に搭載された標準レンズの画角はそれよりも狭いため、被写体を「切り取る」効果が強まります。つまり、撮影者の主観や心象的な印象をより強く表現できるようになるのです。ポートレートはもちろんのこと、日常の一コマを切り取って被写体の美を抽出する表現において、標準レンズが最適とされるのはこのためです。

また、DP1よりも焦点距離が長く、開放F値が明るいことにより、ボケ味の美しい絵づくりが可能になります。こうして「切り取られた」被写体は、背景から浮かび上がるような効果を得て、印象的な輝きを放つようになるのです。その意味で、DP2は「日常を非日常化できるカメラ」といえるかもしれません。

SIGMA DP2 Special Contents

Page Top