シグマのSDシリーズカメラで生み出される画質には、「感動がある」と言われています。一般的なデジタルカメラの画像とは一線を画す、クリアで、精緻な、Foveon X3®ダイレクトイメージセンサーだけが作り出すことのできる独特の画質を評しての言葉です。その場の空気感までをも写し込むとも表現されるその独特の画質は、先に述べた「色補間を必要としない垂直方式カラーキャプチャシステム」と「光学ローパスフィルターを必要としない」ことでのみもたらされます。
一方、色をにじませ、さらに高周波成分をもカットしている一般的なイメージセンサーでは、このシャープネス処理を強めにかけて全体的なメリハリをつけることによって「解像感」を得ているために、全体として不自然な印象の画像に陥りがちな傾向にあります。それなりの色味は後からでも調整することができますが、あらかじめ失われた情報のディテールを取り返すことは決してできないのです。デジタルカメラで生成される画像の不自然な印象や、エッジが強調された、メリハリがありながらもどことなく違和感を与える画像は、この原理的な違いによって生じるものなのです。











